joy-toy 2

「嗣朗クン誕生日おめでとう!俺、ちょっとしたプレゼント用意してんだ。今夜ちょっと俺に付き合ってくれる?」
部活の帰り道、顕太が突然嗣朗に言った。顕太と夜を過ごすのは随分久し振りのような気がする。
「マジマジ?めちゃくちゃうれしー!」
ここ最近顕太が忙しいといってなかなか構ってくれなかったのはもしかしてこの為にバイトしてたんだろうか…
そう思うとここ数日ムクレ気味だった自分がなんだか恥ずかしくなってきた嗣朗だった。


「…え?これ…」
呆然とする嗣朗。無理もない。目の前に全身を拘束された酒井が転がされているのだ。
顕太に連れられてやって来たのは高級そうなホテル。しかも最上階の部屋。
いくら自分の為に用意してくれたとはいえ、一体これだけのホテル代、
どんなバイトしていたんだろうと驚きながら部屋の中に入った嗣朗は、目の前の光景を瞬時には理解する事が出来なかった。
「そ、こいつ俺の大事な嗣朗クンにとんでもないことしようとしてたろ?だから俺がお仕置きしてやったってわけ」
得意げな顕太の言葉にもただ呆然とするしかない嗣朗だった。

「ホラ、シャキッとしやがれ!」そう言って顕太が酒井の腹を蹴ると、酒井は拘束された不自由な身体で何とか置き上がり、のろのろと床に下りた。
「嗣朗クンにキチンと詫びいれろよ」と顕太が酒井の頭を軽く足で小突く。
それを合図に酒井は嗣朗の足元に這いずり寄って「申し訳ございませんでした」と嗣朗の足に頭を擦りつける。
「な、なんだか判んないけど…もう、いいよ…過ぎた事だし…」
許す…というよりも酒井が気味悪くて嗣朗は擦りつける頭から身体を離した。
「よかったな、お許しが出たぞ」フンと鼻をならしながら顕太は再び酒井を足蹴にする。
うぅ…と小さくうめく酒井に目もくれず顕太はニコリと嗣朗の方に向かって言った。
「それじゃお祝いパーティを始めようか、嗣朗クン」

「まずはこの"玩具"の中を洗わないとな」
そう言って顕太はガサゴソと鞄の中を探っている。すると、その中から何か液体の入った瓶、そして注射器のような…ものが取り出された。
「…ねぇ…顕太クン…それってさ、もしかして浣腸器??」
たまにHなサイトをこっそり見ている嗣朗はそれがどんなものかは知識としては知っていた。
が、実際目にするのは初めてで、しかもこれから顕太はそれを酒井に使うつもりなのだ。
「当ったり〜嗣朗クン結構詳しいんだネ、もしかして使ったことあるの?」冗談まじりで顕太が嗣朗をからかう。
「…違うよう〜そんなの使ったことないよ!」
必死で弁解する嗣朗を可笑しそうに見ていた顕太は「それじゃ、見せてあげるね」と、テキパキと準備をする。
浴室に置かれた洗面器いっぱいに液を入れそれを浣腸器で吸い上げる。


「うぅ…ぅ…」
苦しそうに呻く酒井の腹はプックリと膨れ上がっている。
「すげぇ…こんなに入っちゃっうんだ…」ヘンなところで嗣朗が感嘆の声をあげる。
「まぁかなり調教したからな…もしかしたらもっと入るかもしれないな〜」
顕太の言葉に酒井は怯えたように目を見開き「…お許しを…」と息も絶え絶えに訴えている。
そんな酒井を全く無視して顕太は嗣朗に「ここさすってみろよ」とその膨れ上がった腹を指差す。
おそるおそる嗣朗がそこを軽く押すと、酒井はなんとも言えないうめき声をあげる。
でも、その苦しそうな声とは裏腹に酒井の分身は何故か固くなりかかっている。
「おもしろいだろ?コイツ、こんなことされて喜ぶようになったんだぜ、すっかり変態オヤジだろ?」
そう言って顕太は「嗣朗クンちょっとコイツで遊んでてよ」と言って浴室を出て行った。

「それじゃ、出してもいいぞ。但しこの中にこぼさずにするんだぞ」
と、一度浴室から出た顕太が持って来たのはなんと子供用のオマル。
目を丸くする嗣朗、それ以上に驚いた様子の酒井。
「そ、そんな…いつもはちゃんとトイレで…」
「ウルセーな」
必死で訴える酒井を煩そうに顕太はその腹を軽く蹴る。それだけの衝撃でも我慢の限界にきている酒井にとっては耐えがたい苦しみのようだ。
結局、酒井は相当厳しい調教を顕太に受けているようで、どんなに頼んでも無駄だという事をイヤと言うほど叩き込まれたようである。
諦めたように、それでも、苦しさと羞恥からか唇を噛み締め酒井がオマルに跨る。
「ほら。お許しがでたんだからさっさと出せよ!」
苛々とした口調で顕太が酒井を怒鳴りつける。
黙って見ている嗣朗は「こんな顕太クンって初めて見る…」と驚きながらも、でも、こんな顕太クンもカッコイイな〜などど呑気な事を思っていた。
顕太に怒鳴られた酒井が、多分、いつも言わされているであろう言葉を搾り出すように口にする。
「…私の…汚い…ケツ穴から…ぅぅ…クソをひねり出すところを…どうかご覧…くだ…さぃ…」
その言葉の終りとともに、酒井の肛門から茶色い液体が流れ出した。
間もなくそれは液状のものから段々と固形のものへと変化していき、跨がされたオマルの中に排泄物が溜まっていく。
そんな姿を自分たち二人に見られているというのに、酒井の顔は何故か、羞恥というよりも興奮したような赤みを帯びている。
こうして酒井はその後、グリセリンの透明な液しか出なくなるまで何度も浣腸と排泄を繰り返された。
短時間に何度も排泄を強制されたため、その肛門は真っ赤に腫れあがりヒクヒクと収縮を繰り返している。

ふらふらの酒井に対し、ベッドに行けと命令したあと顕太が嗣朗の方を振り向き、
「嗣朗クン。キミもすっかり準備OKみたいだね」と嗣朗の股間を見ながらクスリと笑った。
「わわっ…」慌てて嗣朗は股間を隠そうとするが、一連の浣腸調教をみてすっかり硬く勃起してしまった分身はもうどうしようもない状態になっている。
「へへっ、そんな嗣朗クン見てたら俺も段々盛り上がってきたな〜…それじゃ始めるとしようか」

ジェルを手にして顕太は酒井の開かれた肛門に乱暴に塗りこむ。腫れあがったところにはかなり染みるのか酒井は「ギャッ」と悲鳴をあげている。
「それじゃ先に俺から行きマ〜ス」
顕太が元気よく宣言し、酒井の中に自らの分身を捻りこむ。普段、嗣朗にするときとは違って容赦なく強引に押し込んでいく。
「さ〜てと、次は嗣朗クンが入る番だよ」
「え〜2本も入るの…?」
「大丈夫だってほら、こ〜んなに広がるんだよ、この"玩具"は」
そう言って顕太は酒井の中に分身を入れたまま指でその後孔を押し広げる。
「うわ〜こんなになるんだ…すげぇ…」
自分と顕太の他に第三者が交わるセックス…しかも『二本挿し』なんて状況…どう考えたってまともではないはずだ…
しかし、初めて目にした激しい調教で嗣朗の頭の中はすっかりハイテンションになってしまい、この状況の異常さを感じる力が麻痺してしまったようだ。
顕太に促されるまま、嗣朗も固くなった分身をゆっくりと広げられた孔の中に押し入れる。
思ったよりもスムーズに分身はその中に入っていった。
嗣朗が挿入し終わったのを見計らって、顕太は嗣朗の肩に片手をかけてニッコリと笑い言った。
「こういう形で一つになるってのもなかなか面白いだろ?嗣朗クン。
あ、それから言っとくけど、これは"3P"じゃないからね、俺たちの入れてる"コレ"はあくまでも"玩具"なんだから、
俺と嗣朗クンの"玩具を使った2人のセックス"なんだからね」
とんでもない事を言い出す顕太だったが、すっかり興奮している嗣朗にものの善悪とか倫理観とか、そんなものなどもうどうでも良くなっていた。
「うん、わかったよ、顕太クン!じゃ早く始めよう!"俺とキミのセックス"を!」
嗣朗の言葉に満足そうに顕太は頷いてそれからグイッと腰を動かし始めた。
「すごい…顕太くんのチ●ポが俺のチ●ポと擦れて…うわっ…こんなの初めてだよ…」
「俺も…スゲー気持ちイイよ…嗣朗クンと一こんなに触れ合えるなんてさぁ…」
初めての不思議なセックスに嗣朗の分身はいつも以上に絶頂へと駆け上がっていくようだった。
「…け、顕太…クン…俺…もう…はぁ…っ…すげ…っ…」目を潤ませながら嗣朗は顕太を見つめた。
「一緒に…フィニッシュ…しようよ…嗣朗クン…」そんな嗣朗を愛しそうに見つめながら顕太が囁く。
どうやら彼もいつも以上に早く絶頂を迎えそうなのだ。
「うん…」
コクリと頷く嗣朗の頬に顕太が軽くキスをした…
そして言葉どうり二人はほぼ同時に酒井の中に精液を放出した。

気を失ってしまったような酒井をそのままにして顕太と嗣朗は浴室でいつものように洗いあっこを始めた。
「俺、こんなの初めてだったよ顕太クン。なんかすげ〜よな〜」
まだ興奮さめやらぬ様子の嗣朗に顕太は苦笑する。
「正直俺、嗣朗クンに引かれるかなって思ってたんだよね…でも、どうしてもあのヤローは許せなくてさ、」
「へへっ、俺実はこういうのってもの凄〜く興味深々だったんだ」
「わ〜嗣朗クンって結構ヘンタイだったんだ〜」
「ふ〜ん顕太クンほどじゃないも〜ん」
「言ったな〜」
さっきまでの異様なセックスなどまるで何事もなかったように二人はいつものようにじゃれ合っていた。

帰る準備を整えてからようやく顕太は酒井の拘束を解いた。
しかし、拘束から解放されても起き上がる気力も無いような酒井はベッドに蹲ったままだ。
「じゃ、俺ら帰るから、後始末は自分でちゃんとやっとけよ。お前のクソの始末もな」
部屋の奥に置かれたオマルを顎でさしながら顕太は吐き捨てるように言った。
「じゃ〜ね、センセ、また"遊んであげる"からね〜」嗣朗もすっかり便乗して軽く手を振り二人は酒井を残して部屋を出た。

「…もう日が変わっちゃったね」深夜の繁華街を歩きながら顕太がつぶやく。
「うん、でも俺こんな誕生日初めて!すげー面白かった!!」
「なあ嗣朗クン腹すいてねぇ?何か食いに行こうよ」
「さっすが顕太クン!食うことだけは三人前!」からかうように小走りをする嗣朗を追いかけて顕太も走る。

二人の夜はこれからのようだ

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