「夏休みには海辺の別荘に行く事にしたよ」
そう祥一郎が言ったのは昨日の事だった。
その時唯貴は、外出をさせてもらえない自分は一人で留守番をしなければならないのかと思っていたのだが、
意外にも祥一郎は「ユキも連れて行くよ、大事なペットをずっと放っておくわけにはいかないからね」と、唯貴の同行を許可してくれた。
久しぶりに衣服を身につけ、祥一郎の車に乗って別荘に向かう。
祥一郎は、プライベートビーチをもっているから海辺に他人が入り込むことはないということだった。
祥一郎の話を聞きながらも唯貴は久々にみる外の景色を車の中からじっと見つめていた。
そんな唯貴に祥一郎は「向こうについたらたっぷり"遊んで"あげるからね」と唯貴の乳首のあたりを服の上から軽く抓った。
「…あ…っ…」小さく声をあげながら唯貴は祥一郎と過ごす海辺のバカンス、一体どんなことをされるのだろうと期待と不安に胸を躍らせた。

別荘に到着すると祥一郎は着替えるために奥の部屋に入ってしまった。
リビングに取り残された唯貴はどうしたらいいのかと一瞬とまどったが、とりあえず衣服を脱ぎ、いつのもように一糸纏わぬ姿で正座をして祥一郎を待っていることにした。
「おや、ちゃんとおすわりして待っていたんだ。偉いね、ユキ」
ラフな格好に着替えてリビングに戻ってきた祥一郎は目を細め唯貴を見つめ、持って来た首輪を唯貴の首に付ける。
装着し終えた祥一郎はソファに腰掛け、足元に擦り寄ってきた唯貴の頭を一撫でしてやさしく囁いた。
「では、まず私が何をして欲しいか、判るよね?」
祥一郎の要求のままに唯貴は祥一郎の分身を両手でそっと自らの口の中に運んだ。
丁寧に舐め回しながら唾液まみれにしていくにつれ、祥一郎の分身は次第に膨らみ大きくなっていく。
「…いいよ…ユキ…」唯貴の与える快感に祥一郎は自分の前に跪く唯貴の髪を撫でつけながら小さく身体を震わせている。

「…ふぅ…っ」
大きく息を吐き祥一郎は絶頂を迎え、その証は唯貴の喉をゴクリと嚥下していった。

しばらくリビングで休んでいた二人だったが、突然祥一郎が、「ユキ、浜辺に行こう」と思いたったように言った。
外で遊ばせてもらえるんだ…そんな期待をしていなかった唯貴は内心ドキドキしながら祥一郎の後をついて行った。
砂浜の一角には東屋のような建物があり、そこに置いてあるビーチチェアーに唯貴を座らせた。
「ユキの綺麗な肌が日に焼けるのは勿体ないから日焼け止め塗ってあげよう。」
祥一郎が日焼け止めクリームを手にしながら言う。
「あ…ありがとうございます…」思わぬ言葉にびっくりして唯貴はペコリとお辞儀をした。
そんな唯貴を可笑しそうに見つめながら祥一郎は言葉を続けた。
「ただし、私がいいと言うまで勝手にその手を動かさないこと。動かしたら『お仕置き』だよ」
それから祥一郎は唯貴の身体に丹念にクリームを塗っていった。
顔から始まり上半身、脚、そして背中とクリームを塗りこむ祥一郎の指の感触に唯貴の身体は疼き出し、動かすなと命じられた手を小刻みに震わせた。
「さて…あとはここだよ…ユキ、ほら、私が塗りやすいような姿勢をとりなさい」
祥一郎の言葉に唯貴は後ろを向きチェアーの背もたれに手を掛け、祥一郎の前にその臀部を突き出した。
「よし、いい子だ…じゃ、ご褒美に丁寧に塗ってあげようね。」
祥一郎はそう言って突き出されたその部分に撫でるようにクリームを塗りこんでいく、そしてその指先はいつしかの前方へと移動していった。
「ここも日焼け防止しておかないといけなからね」
「んっ………」
祥一郎は唯貴の分身をそっとなぞるようにして指を這わせる。唯貴の呼吸が次第に乱れてくる…
「最後の仕上げだよ…」
ニヤリと祥一郎はほくそ笑みクリームを少し多めに指につけ、唯貴の双丘の間を開きその奥に潜む場所に指を押し入れた。
「…いや…っ…そこは…」
日焼けとは関係ない唯貴の秘部に、祥一郎はたっぷりとクリームを塗りこんだ。
「…ん…ふぅ…んっ…」
甘い喘ぎ声をあげながら唯貴は身体をしならせる。祥一郎の指が与える快感に唯貴の前も徐々にその膨らみを増してきた。
「…祥一郎さん…」唯貴は振り向いて祥一郎を見つめ、早く来て欲しい…と目で訴えた。
そんな唯貴の目を無視するかのように祥一郎は指を抜き
「ちょっとひと泳ぎしてこようかな」と笑ってその場を去ろうとする。
「イヤ…祥一郎さんっ!」唯貴は慌てて立ち去りかけた祥一郎の腕を掴んで引きとめた。
掴まれたその腕をそっと剥がし祥一郎は意地悪く言った。
「私がいいって言うまで手を動かすなって言ったよね、ユキ?」
ギクッとした顔の唯貴の顎を持ち上げながら更に祥一郎は続けた、
「『お仕置き』だ、ユキ。私が戻ってくる迄に独りでイきなさい。」
力なくうな垂れる唯貴を見届けてから祥一郎は海辺に向かって歩いていった。

しばらくして、祥一郎が戻ってきた。唯貴はぐったりとし、ぼんやりと空を見上げていた。
その脚の間は白濁の液体でびっしょりと濡れていて唯貴が祥一郎の命じた『お仕置き』を忠実に実行していたことを如実に物語っていた。
「ちゃんと独りでイッてたんだね、偉いよ、ユキ。」
祥一郎は優しく唯貴の髪を撫でる、唯貴は空を仰いでいた目を祥一郎に移し、再び訴えるように見つめた。
しかし、祥一郎は「そろそろ戻ろう、ユキも"疲れた"よね?」と優しく微笑み唯貴を立ち上がらせた。
仕方なく唯貴は黙って祥一郎の後を歩き部屋に戻っていった。

「夕食の前に、きれいにしようね、ユキ」
祥一郎は唯貴をバスルーム連れて行き、ボディソープで唯貴の全身を泡まみれにする。
「ここは…特に丁寧に…」祥一郎はそう言って唯貴の中心に泡だらけのスポンジをこすりつけた。
「…ひっ…あっ…」
何度も焦らされ続けている唯貴の分身はすぐに反応を見せる。
それを確認すると祥一郎は素早く唯貴の腕を持っていた手錠で後ろ手に拘束し、
そのままバスルームにある大きな鏡の前に唯貴を座らせその脚を大きく開かせた。
「…い…いやっ…」
恥ずかしさで顔を背ける唯貴だったが、祥一郎は強引にその顔を鏡の方に向けさせた。
「鏡に映ってるのは何かな?言ってごらん、ユキ。」
鏡に映っているもの…それは脚を開きその中心にあるものをそそり勃たせたあられもない自分の姿。
「………」
答えることができず黙ったままの唯貴の後ろに、いきなり祥一郎の指が入り込んできた。
「ひっ…」と身を捩ると指はどんどん奥に入ってくる。それにより益々唯貴の分身はそそり勃ち透明な液体が先端から滲んできた。
「ユキ、もう一度聞くよ、鏡に映ってるのは?」
「…やっ…」首を横に振り否定の態度をとる唯貴に
「解らない?困ったペットだなユキは…」
そう言いながら祥一郎は唯貴の中の感じやすい部分を指で探しては刺激を与え続ける。
「やめ……っ…そこは……はぁ…ん…」
「もう言えるかな?」そう言って祥一郎は濡れそぼった唯貴の根元を片方の指で締め付けた。
「い…や…許して…祥一郎…さんっ…」
封じられた唯貴は苦しそうに吐息を漏らす。
「ほら、言わないといつまでもこうだよ…」
「…く…ぅっ…」
後ろから絶え間なく襲われる快楽とそれを解放できない苦しみに唯貴の目は次第に潤んでくる。
「もう一回言うよ、ユキ。鏡には何が映ってる?」
行動と裏腹の優しい声で祥一郎は唯貴に三度目の問いかけをする。
「……いやら…しい…汁…を…垂れ…流した…淫乱な…ボク…の…チ……ポです…」
ようやく唯貴は途切れ途切れに言葉を口に出した。
「はい、よく言えました」
小さい子を褒めるような口調で祥一郎は言い、締め付けていた唯貴の根元を開放した。
待ちわびたように唯貴の分身からは祥一郎の指によってイカされた快楽が吐き出された。

シャワーが終わっても祥一郎は拘束を解いてくれなかった。
後手の姿のままの唯貴を日当たりの良いバルコニーに連れて行き
「食事の仕度が済むまで大人しく待っていなさい」と唯貴を椅子に座らせた。
「あの…っ…し、祥一郎さん…」向こうへ行こうとする祥一郎を唯貴は戸惑いがちな口調で呼び止めた。
「ん?どうしたんだい?ユキ、おねだりはまだ早いよ」祥一郎がからかうように言う。
「…ち、ちがいます…その…えっと…」もじもじしながらも唯貴は思い切って言葉を口にした。
「…トイレ…どうしたら…」
いつもは部屋にあるペットシートに用を足すように言われている。しかし、この別荘では祥一郎はその用意をしてくれていなかった。
「ああ、そうか、ユキは今日はまだ一度もしていないんだね。わかった、付いて来なさい」
そう言って唯貴を再び部屋の中に促す。
もしかして…普通のトイレ使わせてもらえるのだろうか…そんな淡い期待を持ちながら唯貴は不自由な姿でバランスをとりながら祥一郎の後を歩いた。
しかし、そんな甘い期待は裏切られ、リビングで祥一郎は持参してきたオムツを唯貴にあてがった。
「さぁ、これでいつでも大丈夫だね。ユキ」
祥一郎はにこやかにオムツ姿の唯貴を抱えバルコニーまで運んだ後、キッチンへと行ってしまった。
取り残された唯貴はゴワゴワした感触に心地悪さを感じながら椅子に座っていた。
ごくたまに夜中に祥一郎が外に"散歩"に連れ出してくれるときがある。
そんな時はいつもこうやってオムツを付けられるのだが、唯貴は今までオムツに用を足した事はなかった。
散々浣腸されて排泄を祥一郎に見られている唯貴だったが、どうしてもオムツには抵抗があって排泄することが出来ないでいた。
祥一郎は別段そのことを咎めたりはしなかったが、やはり唯貴がオムツに排泄するのをどうしても見たいのだろう、
だからここでこんな姿にさせられてしまったのだ…
尿意がもうかなりのところまで来ているがこのまま何日も我慢するわけにはいかない…実際、祥一郎の言うとおり唯貴は今日は一度も排泄をしていない。
「く…ぅ……っ」
覚悟を決めて唯貴は下半身の力を抜いた。じんわりとオムツが濡れているのが判る。
もちろんそれはすぐに吸収されて不快感はないのだが、それでも自分の排泄物をいつまでも身につけているという屈辱感が湧き上がってくる。
さらに悪いことに、バルコニーで風に当たっているせいか、冷えた腹がグルグルと鳴り出した。
「……どうしよう…」困ったように唯貴は呟く。しかし、誰も助けてなどくれはしない。唯貴の唯一の選択はオムツに排便するということだけだ。
「うぅ…ぅ…」脂汗を滲ませながら唯貴は限界まで我慢しようとした。我慢しても結果は同じだが、それでも唯貴は我慢し続けた。
やがて諦めたように唯貴は涙を滲ませながら目を瞑った。
オムツの中に排泄物がねっとりと出てくるのが肌で感じられる。どうしようもない不快感と屈辱が再び唯貴を襲う。
みじめな下半身になるべく意識を集中させないようにと、唯貴は潤んだ目でじっと目の前の海岸を見つめ続けていた。

戻る。