「ユキ、おもしろい薬が手に入ったんだよ…」
そう言って祥一郎は小さな錠剤を唯貴に差し出しながら薄く嗤い言った。
「飲みなさい」
黙ったままそれを見つめていた唯貴だったが、手を僅かに震えさせながらそれを口に運んだ。
「いい子だ。」
祥一郎はベッドにいる唯貴の横に座り言った。
「大丈夫だよ、何も心配することなんかないからね、ユキ」

「そろそろかな…」
祥一郎の言葉に唯貴は祥一郎に背を向けて床の上に正座し手を後ろに廻した。
「…ユキは本当にいい子だ…偉いね、」
俯く唯貴の頭を軽く撫で、祥一郎はいつものように唯貴の廻された手に縄をかけ始めた。
「…ぁ…」
薬が効き始めてきたのか、唯貴は身体に縄が触れただけで小さく上ずった声をあげる。
「おや?もう感じてるのかい?」
否定するように首を横に振る唯貴だったが、それとは裏腹に彼の分身は勃ちあがりかけている。
「ウソつくんじゃない。ユキのココもうこんなになってきてるじゃないか…」
祥一郎は唯貴のソコに軽く触れる。
「あぁっ…」顎を仰け反らせ唯貴が激しい反応をする。薬の効果は想像以上だ…
「ウソツキな悪い子には"お仕置き"しないといけないな…」
そう言って小さく嗤った祥一郎は細い紐を取り出し、唯貴の昂ぶりつつある根元を締め付けるようにキツク縛った。
「やぁ…っ……ヤメ……」
苦しそうに喘ぎながら唯貴が哀願するのを無視するように祥一郎は言った。
「どんな風に薬が効いてくるのかじっくり見たいから、そのまま姿勢を崩さないこと」

身体が中から熱くなり疼き出す…両手を縛める縄の感触が敏感になった肌を更に刺激する。
同じように縛めを受けた自らの分身は益々膨らみ、先端が濡れだす…しかしその快楽の解放は許されない。
「はぁ…っ…はぁ…」
肩で息をしながらも倒れそうになる身体を崩すまいと唯貴は必死で耐えた。

「…うぅ…っ……あぁ……っ」
やがて耐え切れず唯貴は床の上に崩れ落ちるように倒れ込む。
祥一郎はクスッと口の端を軽く上げ、唯貴の傍にしゃがみこんだ。
「ユキ…姿勢を崩したらダメだって言ったね?言う事を聞けなかった子はまた"お仕置き"だ…」
「…いや…ゆ、許して…」
祥一郎は倒れこむ唯貴を抱き起こし、傍に置いてある椅子の肘掛に脚を開くように座らせた。
太股と膝を棒と縄できっちりと固定し、唯貴の大事な部分が全て晒す。そうされている間も薬が効いている唯貴は甘い息で喘ぎ続けていた…
「こんな恥ずかしい格好をして悦んでいるなんて、まったく淫乱だな…ユキは…」
祥一郎はそう言って剥き出しの唯貴自身を指で弾く。
「…やぁ…んっ…」
唯貴は不自由な身体を捩りながら快楽に酔いしれている。
祥一郎は唯貴の分身や乳首を握ったり抓ったりして弄んで唯貴の甘い声を楽しんだ後、露わになった秘部にオイルをたっぷりと塗りだした。
「淫乱な子にピッタリのものをいれてあげる」
祥一郎はそう言って唯貴の秘部にアナルパールを埋め込んだ。
「やだ…やめ…て…」
初めて挿れられるソレに唯貴は声を震わせながら祥一郎に願いを乞う。
「大丈夫だよ、ユキ。こんなのすぐに慣れるから…」
優しく唯貴に語りかけながら祥一郎はリモコンのスイッチに手を掛ける。
すると唯貴の中で激しく振動しながらソレは薬に侵された身体に更なる刺激を与えた。
「い…や…う…あぁぁ…うぅ…」
身体を震わせながらも唯貴は与えられた快楽に身を委ねるより他に術は無かった。
「だんだん気持ち良くなるから、それまで大人しくそうしていなさい」
そう言って祥一郎は部屋を出て行ってしまった。

「…ふぅ…ん…あっ…んっ…」
秘部に埋め込まれたモノは様々な動きをして絶えず唯貴を刺激し続け分身は益々濡れそぼる。
しかしその根元はしっかりと締められたままなので身体の中を放出されない熱い疼きが駆け巡る。
「あぁ…んっ……」
不自由な姿勢で身体が痺れてきたが次第にそれを感じなくなってきた、ずっと嬌声をあげ続けた喉はカラカラでその声も段々掠れてきた、
絶えず自分に与えられる刺激にいつしか唯貴の腰はゆらゆらと揺れだした。

「は…ふぅ…う…」唯貴は大きく息を吐いた。
どのくらいたったのだろうか…どうやら薬の効果が切れかかってきたらしく、意識が夢の中から現実に戻ってきたようにはっきりとしだした。
「…んんっ…」
中を掻き回す刺激は相変わらずだが、拘束された身体も、締め上げられた分身も辛く苦しい。
唯貴の目を潤ませながらただじっと祥一郎が戻ってくるのを待っていた。

不意に扉が開かれる音がした。
拘束された身体は疲れ果てていたが、唯貴は潤んだ目のまま祥一郎をじっと見上げた。
そんな唯貴の髪を優しく撫で、祥一郎は微笑んだ。
「ユキ、いい子でいたかい?」祥一郎のその言葉で唯貴の潤んだままの瞳からスッと一条の涙が頬を伝った。
祥一郎は唯貴の頬を両手で包み込み親指で両目から次々と溢れ落ちる涙を拭う。
唯貴の中のモノのスイッチは切られようやく動きを止めた。

祥一郎は、唯貴の縄をほどき終えた後、エサ皿に水を入れ床に置いた。
四つん這いになってゆっくりと水を喉に流し込み一息ついた唯貴は、我に返ったように自分の下半身を見て恥ずかしそうに俯く。
締められたままの分身は相変わらず透明な液体を滴せ続け大きく膨らんでびしょびしょのままだ…
祥一郎はそんな唯貴を見て、クスッと笑い、
「残りはこっちで解放だ」と、唯貴を抱えベッドに運ぶ。

長い時間座ったままの姿勢からやっとベッドに横わることの出来た唯貴は身体を包む柔らかい感覚に安堵の表情を浮かべた。
祥一郎はそんな唯貴の脚を開き中に埋め込まれているアナルパールを引き抜く。
「あぁっ…ぁぁ…」
薬の効果が切れたとはいっても、すっかり敏感になってしまった身体は球体が抜かれる感覚に即座に大きな反応を示す。
もちろんまだ締められたままのソコも…
「…う…ぅ…」
辛そうに顔をしかめる唯貴に祥一郎は
「今ほどいてあげる」
と、唯貴の最後の縛めを解き放ち、その大きく開いたままの穴に指を差し込む。
「あぁ…っ……」
自由になった唯貴の両手は祥一郎の背に縋りつくように絡みつき、それから祥一郎に全てを委ねるように目を瞑った。
「可愛いペットにご褒美だよ」ニッコリとそう言った祥一郎は唯貴の身体中を吸い付くように口付けし、更に奥をグッと貫いた。
「…んぁぁ…あっ……」
それだけで今までずっと封じられてきた唯貴の快楽は一気に解放への放出を始めた。

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