「ユキ、今日は久しぶりに健康診断をしようか。」
健康診断…といっても唯貴にとってはただ恥ずかしい行為をさせられるだけのことで、
まず「検温」と称して唯貴のアナルに体温計を入れられる。
確かにここで体温を測るということは実際にあるが、前の晩にココを散々弄ばされた人に「検温」されるなんて恥ずかしいことこの上ない。
しかも祥一郎はたまに体温計の他に指まで入れてきて中を掻き回すものだから本当に堪らない。
こんなので「検温」になっているのかなんてかなり疑問だが、唯貴がそんな事を祥一郎に言えるわけがない。
祥一郎は正真正銘の医者だし、それ以前に唯貴の「飼い主」。ペットが文句なんてもってのほかだ。
「検温」の後、唯貴の軽く勃ちあがって固くなったペニスを掴んだ祥一郎はカテーテルを唯貴の尿道に差し込んでいく。
「ひぃ…っ…っ…」毎度の事ながらいつまでたっても慣れることのできない唯貴は涙を滲ませながらも痛みに耐えじっとしている。
「うぅ…っ…うう…」カテーテルがどんどんと奥に入ってくる。前立腺が刺激され、尿意が増してくる。
もう何が何だかわからなく、唯貴の頭の中は真っ白になって、両手を無意識にギュッと握り締めていた。
しかし唯貴の分身の方は裏腹に快感を感じて膨らんでいく。
祥一郎はいつもそんな唯貴自身を見ながら「ユキはこうされると悦いんだね」とからかう。
そうやって言葉で責められると益々唯貴の分身は興奮してしまうから始末に終えない…
「さぁ、前の準備は完了だ。ユキ、次は後ろだよ」
祥一郎の言葉で唯貴はオズオズとしながら膝をつき腰を祥一郎の前に高く掲げ両手で尻を開くようにして後孔を晒す。
「検温」の時からずっと弄られているので唯貴のソコはすでにヒクヒクと収縮を繰り返している。
その後孔に祥一郎はいつものように太く大きな注射器を差し込み浣腸液を流し込んでくる。
「…あ…うぅっ…っ…」腹の中に入ってくるそれは唯貴を苦しめる。
痛くて辛いはずなのにやはり唯貴の分身はそそり勃つ。
唯貴の身体はすっかりこうされる事に悦びを感じるように作り変えられてしまったのだった。
唯貴の腹がプックリと膨らんできたところでようやく祥一郎は注入を終わらせ、それからアヌス詮をする。
唯貴が羞恥と苦痛に耐えなければならない時間がやってきた。
腹の中はグルグルと音をたてて唸り続けている。中のものを出してしまいたいのに詮をされていてはどうする事も出来ない。
「あぁ…もう…だめ…です…」いつものことだけれど唯貴は必死で祥一郎に訴える。しかし祥一郎は限界まで排出を許してくれない。
「おね…がい…です…」
「まだまだ我慢が足りないな、ユキ」
「…うぅ…んっ……ん」
身体中に脂汗を滲ませながら唯貴は床に蹲って耐え続ける。
我慢の限界の頃合を見て祥一郎が便意に悶える唯貴に近付き、さっきまで浣腸液が入っていた洗面器を傍に置いてからやっと詮を抜く。
あと少し…詮を抜き終わるまでの辛抱…唯貴は最後の力を振り絞って後孔に力を入れる。
詮が外された。待ちかねたように押さえに押さえていたものが一気に吐き出される。
激しい音とともに秘部から勢いよく液体が飛び出す。
最初は透明な浣腸液、そして次第にその色は茶色味がかったものに変化する。
唯貴の尻の下に置かれた洗面器の中に排泄物がみるみる溜まっていく。そしてしばらくすると固形物が排泄される。
それらが直腸を流れていく感触によって前立腺が刺激される。
「…ぁ…っ…」
後ろの排出が終わると安心からか今度は前から管を伝って尿が漏れ出す。
管の先端は尿瓶の中に続いている、そこにチョロチョロと黄金色の液体が流れ込む。
祥一郎が目の前でどんどん溜まっていく唯貴の尿をずっと見続けている…
便の排出の時は必死だった為忘れかけていた羞恥心が唯貴の中で一気に蘇る。
細い管から流れ出る液体は時間をかけ尿瓶に溜まるのでなかなか全部吐き出させられない。その分唯貴の羞恥に満ちた時間が続く。
「もう全部出したかい?」
唯貴が放尿するのをずっと見ていた祥一郎が聞いてきた。ハッと我に返った唯貴は黙って頷いた。
唯貴が頷いたのを見て祥一郎が洗面器、尿瓶、それぞれに溜まった唯貴の排泄物をしげしげと観察しだした。
これも祥一郎の言うところの「健康診断」というものらしい。
その間唯貴は正座で待っているように躾けられている。黙って座っているとまた羞恥心が沸きあがり唯貴は居たたまれなくなって下を向き俯いた。
しかし俯く頭とは逆に放尿し終えたばかりの分身は羞恥からくる興奮により頭を擡げだす。
こんな恥ずかしい部分は本当は両手で隠してしまいたい。
それでなくても唯貴のその部分は祥一郎に奇麗に剃り上げられ茂みが一切無いのに…
しかし祥一郎の許可なくそんな事はできない、唯貴は握り締めた手を膝の上に置いたままじっとしているより他無かった。
ここに連れて来られてから唯貴は一度もトイレを使わせて貰えない。
普段は床に敷かれたペットシーツに用を足すように躾けられている。
ごくたまに外出する時もオムツをつけられ、"人間"のトイレに行くことは固く禁じられている。
祥一郎に排泄行為や排泄物を見られること…当然今でも抵抗がある。恥ずかしいし辛く苦しい。
しかし、その度に反応する分身は唯貴が心からそれを嫌がってはいないという事を証明していた。

「今日も問題なし、ユキは健康だね」
ようやく健康診断が終了したようだ。唯貴の排泄物の後始末を終えた祥一郎がにこやかに戻ってきた。
そして最後にカテーテルを抜きにかかる。今まで散々そそり勃っていた分身はカテーテルが全て引き抜かれた途端に精が一気に零れ出た。
「あ…っ…」快感を放出して少し呆けてしまった唯貴に祥一郎が
「健康診断の度にこんなになってしまうなんて、ユキは健康だけど、淫乱なペットだね」と嗤った。

戻る。